女性に多い骨粗鬆症の検査が可能です
骨密度測定
骨粗鬆症(こつそしょうしょう)は、骨の強さや骨質が低下することにより、骨がもろくなる状態のことで女性に多いのも特徴です。この病気の怖いところは何かにぶつかったり、転んだ拍子に骨折をしてしまうことです。現在、わが国で寝たきりになる原因の1位が脳卒中、2位が高齢による衰弱、そして第3位が転倒による骨折です。
実は、ほとんどの患者様が骨折するまでご自身が骨粗鬆症であることに気づいていません。ご高齢の場合、骨折をきっかけに寝たきりになってしまう場合も少なくないため、
早期の診断・治療が必要です。
当院では、手のデジタルX線画像を解析して、骨密度を測定します。
骨粗しょう症の原因には、年齢や性別・遺伝的な体質など、変えることの出来ない要素がありますが、食生活や運動などの生活習慣を見直すことにより予防と改善が可能です。また病状が進んだ場合には、運動療法に併せて薬物療法などによる治療も併せて行います。
骨粗鬆症は女性の場合、特に閉経後に急激に進行しますので、一度も検査を受けたことのない方は、ぜひ検査をお勧めいたします。